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【NEWS】世界のペイメントインフラを構築するプロジェクトINTMAX、戦略ラウンドを完了

里見 晃
2023/11/01

手数料ほぼゼロを実現するイーサリアムレイヤー2ソリューション「INTMAX zkRollup」と、生体認証やMPC、FHEなど最新の暗号技術を搭載したWeb3.0ウォレット「INTMAX Wallet」を手がけるRyodan Systems AGが、戦略ラウンドを完了したことを発表した。

今年4月にシードラウンドで6.5億円の資金調達を完了していた同社は、日本人起業家の日置玲於奈氏が代表取締役を務めている。

同ラウンドでは、HashKey Capital、B Dash Ventures、MZ Web3 Fundなど多くの参加者が出資しており、今回の戦略ラウンドでは、KX、GMO AI & Web3、LD Capital、Kepple Africa Venturesが参加した。

INTMAXのzkRollupは、通常のRollupでは今まで両立が不可能とされていたゼロに近いガス代とデータ主権の両立が可能な仕様を併せ持つという。

先日リリースされたウォレットは、生体認証や、MPC、FHEによりセキュリティが強化され、さまざまなデバイスやブラウザから簡単に利用できるように設計されている。

Emailアドレスだけで、ユーザーはアプリや拡張機能をダウンロードする必要がなく、シードフレーズを管理する手間もなしで、簡単かつ安全に暗号資産(仮想通貨)を扱うことが可能となっている。

INTMAXのステートレスzkRollupプロトコルは、これまでの暗号資産取引における高額な手数料や遅延、インターオペラビリティの課題、プライバシー保護などの課題を革新的なアプローチで解消したソリューションとして注目されており、優れた設計がうけてローンチからわずか3週間で、世界中から1日に1,000件を超える登録数を記録しているという。

斬新な技術による、かつてない暗号資産ウォレットの開発を目標に掲げるINTMAXは、今後生体認証を持たない端末でも使用でき、リンク送金を導入していく予定だ。

同ウォレットは2023年Crypto Valleyで、最もパフォーマンスの高いブロックチェーン・プロジェクトTOP50に選出されている。

既存のWeb3.0ウォレットに優位性を持つ、あらたな機能の搭載にも期待したい。

参考:発表
画像:発表から引用

里見 晃